サラリーマンの税金 闇!?
源泉徴収とは
年間の所得にかかる税金(所得税)を事業主(会社)が給与から天引きして代わりに税金を納めることをいいます
事業主が源泉徴収を行うことで、従業員は確定申告をする必要がなく、毎月の給与から自動的に所得税を納める(天引き)ことができる
国にとって「安定した税収を得れる」「確実に所得税を徴収できる」という意味で、源泉徴収は大きなメリットがあります
国民の三大義務である、日本国憲法で定められた「教育の義務」「勤労の義務」「納税の義務」があります。
が、私達は納税に関する『税教育』を受けたことがありません。
しかし、会社員は給料から自動的に天引きされているので、税金の知識が無くても生活できています。
源泉徴収=所得税+住民税+社会保険料
その月の概算
住民税
前年度の年収に対しての住民税の年額を月割(12等分)した金額
なので、翌年の年収が低くなると収入より住民税が高くなるなんてことも…
社会保険料
その月の金額
天引き税率
所得税 5~45%
住民税 10%
健康保険 10%
厚生年金 18%
雇用保険 1%
労災保険 0.4%
介護保険 1.6%
先進国の中でほぼ日本だけが平均賃金が下がり続けていると言われています。
しかも健康保険、厚生年金、介護保険は増え続けていて、年金は減っていきます。
自分で運用した方がリターンが大きいのでは!?
社会保険は、強制加入で保険という名の実質は税金です。
税金は、給料から強制的に天引きされていたり
会社が半分負担してくれていることで、自分が実際いくら支払っているという実感を分かりにくくさせています。
所得税 税率
195万円以下 5%
195〜330万円以下 10%
330〜695万円以下 20%
695〜900万円以下 23%
900〜1800万円以下 33%
1800〜4000万円以下 40%
4000万円以上 45%
超過累進課税で、年収が高い人ほど負担が多くなっている。
税利率の20→23→33の上がり方も気になります。
どうすれば税金を安く抑えることができるか⁇
払わないという事はできない…
課税所得=給料ー控除
で決まっています。
という事は、控除を最大限に使うこと!
給与所得控除や扶養控除などは使っている人も多いと思います。
他には社会保険料控除、医療費控除、雑損控除、住宅ローン減税、ふるさと納税、iDeCo、つみたてNISAなど
もう一つは
副業をして収入源を増やす
社会保険料は二重ではないれないので、会社員が個人事業で稼いだ分は社会保険の負担が増えない!
なので、理想は
会社員+事業主
で最低金額で社会保険に加入。
最低限の生活費は給料で確保。
残業などはせずに、副業の時間にあてて稼ぐ力を身につける。
最後に
義務教育で税金の勉強をすることはありません。
そのまま会社員になれば、税知識が無くても給料から自動的に天引きされるので生きていけます。
サラリーマンは節税の幅も狭く、稼げば稼ぐほど税金も高くなっています。
が、実際に自分の給料から何にどれだけの金額が引かれているのか知っている人は少ないと思います。
今の税金の法律は戦後すぐにできたもので、国の成長をしえたのは事実ですが、時代は大きく変わっています。
これからは賢く生きるために、税知識を身につけ、自分で稼ぐ力を身につけて行くことが大切だと思います。