質問力を上げれば人生が変わる
みんなで集まってわいわい話す雑談ぐらいなら質問力もあまり必要はないかもしれませんが、自分が知りたい。教えて欲しい!といったことは普段の人間関係から仕事関係まで質問の仕方が大切になってきます。
質問の仕方が悪いと
- 質問に答えてもらえない(返事がない)
- 知りたい答えが返ってこない
- 正解になかなか辿り着けない
など、人生で大きく損をすることになります。
質問をする上で大切なこと
質問をするということは、相手の時間を奪っているということです。
人生の時間には限りがあり大袈裟かもしれませんが、人生の一部(命)を分けてもらっているというぐらいの認識を持つこと。
そして、自分の時間と相手の時間は価値が違うということ。
質問に答えてくれるということは、自分には経験したことがないことや知識があるということです。
つまり、相手は過去に経験や学んだ時間があるからこそ質問に答えれるわけで、目に見えないからといって知識はタダではありません。
「ちょっと教えてもらうだけ」と自分基準で考えず感謝の気持ちを持ちましょう。
良い意味でも、悪い意味でも何気ない言葉は相手に伝わっています。
良い質問をするためのポイント
1.質問は短く簡潔に!
だらだらと長い質問は、質問が何個も入っていたり、相手からすると一体何が聞きたいのか分かりにくく答えてにくい。
要点をまとめ、相手が分かりやすく答えてやすい質問の仕方をする。
2.相手の時間をもらっている認識を持つ!
自分基準で考えてはダメ。
「ちょっとぐらい…」ではなく相手はあなたのために時間を割いてくれています。
当たり前という態度は絶対にダメ!感謝の気持ちを伝えましょう。
相手の受け取る印象もガラリと変わりますよ。
3.まずは調べてみる!
今はGoogleで調べればほとんどの事が分かります。自分で調べると相手の時間を奪わずに済むということもありますが、検索力が上がる。頭に入りやすい。などの自分へのメリットもあります。
但し、仕事や学校の場合は調べて分からなかったら早めに聞きましょう。
なぜなら学校は、お金を払って学ぶ場所だから
会社は、生産性を上げるためです。
4.その人に教えて欲しい質問をする!
雑談だといいのですが、人の時間を貰っていると考えると、その人にしか答えられない質問をしないと勿体ないですよね。
調べても分からなかったらことや自分の経験や知識に無いものを得たいのであれば、質問の内容で自分の学びや成長がぐんと変わります。
5.範囲、ゴールを限定する(前提条件を伝える)
例えば「この格好どう思う?」と聞かれると「似合ってるよ」「いいんじゃない」みたいな答えてが返ってくると思います。
では「山登りに行くんだけど、この格好どう思う?」と聞くと「長ズボンをはいた方が良いよ」「帽子をかぶった方が良いよ」など始めの質問より具体的な答えてが返ってくると思います。
細かく条件などを設定した質問をすると、相手にも分かりやすく具体的な回答ができます。
つまり、ザックリした質問はザックリした答えしか返しようがないということです。
6.自分で出来た、分かった所までは伝える
相手の時間をムダにしないということと、自分でやってみようという努力した姿勢を見せると教えてあげたいと相手の受け取り方も変わり要点を伝えられらますよね。
質問に答えてくれる人は善意で答えてくれていることが多く、そこで答えだけを教えてもらおうと丸投げされると「こういう人なんだ」と正直そこまで丁寧に教えてようとは思わなくなりますよね。
7.答えるメリットを示す
要は相手が「答えてあげたい」と思うような質問の仕方をするということです。
良い質問をすると
- 質問に答えて貰いやすい
- より良い情報が手に入る
- ゴールに辿り着きやすい
- 考えるとクセがつく
- 周りの評価が上がる
など自分へのメリットが増え、人生が豊かに得することが増えます。