自然の癒しの香りで蚊を撃退!!
蚊といえば夏!というとイメージですが、
実は、蚊の活動が活発になるのは、25℃〜30℃なのです。
今の暑い時期は少し気温の下がる朝晩に活動。
夜中に、耳元で蚊が飛ぶ音で目が覚めたなん経験ありますよね?
少し過ごしやすくなってくる9月、10月は蚊除け対策が重要になってきます。
小さな吸血鬼
蚊は普段、花の蜜などを吸って生活しています。
しかし、産卵のために人に吸血し、栄養を取ります。なので、人に吸血するのはメスの蚊。オスの蚊は吸血しません。
蚊に刺されるとかゆくなります。
それだけで済めばよいのですが、恐いのは感染症かかってしまうことです。
蚊は人の出す二酸化炭素とからだの匂い、温度を感知して寄ってきます。
匂いにはとても敏感です。
蚊の嫌がる香りで蚊を撃退しましょう!
蚊の嫌がる香り
シトロネラ
レモングラスと同じイネ科の植物で、柑橘系に似た夏にピッタリの爽やかな香りです。
石鹸や洗剤、デオドラント化粧品などにも使われ、人間にはスッキリとした良い香りですが、蚊は大の苦手。
古来から蚊帳(かや)に編み込んだり、虫除けとしてキャンドルに使われたりと役立てられています。
スギ
大正時代初期頃まで「蚊遣り火(かやりび)」というヨモギの葉、榧(かや)の木、杉や松の青葉などを火にくべて、燻した煙で蚊を追い払う風習がありました。
虫除けスプレーの有効成分を調べるとスギ精油が含まれていたりします。
この香りは蚊だけでなく、さまざまな害虫も寄せ付けません。
白アリやアリもこの匂いを避けるようです。
ペパーミント
万能な植物といえばペパーミント!
胃腸の働きを整えてくれたり、鎮痛、抗菌、沈静作用までさまざまなな効果工効能もあります。
虫除け効果も抜群で、蚊だけでなくゴキブリ、クモ、アリなどの害虫にも効果があります。
乾燥させたペパーミントをお皿に入れたり、ティーパックに入れて害虫が出そうな所に置いておきます。
軽く揉んで香りを立たせるとより効果的です。
★アロマスプレーの作り方
- 清潔なスプレーボトル
スプレーボトルに1から順番に入れて、よく振り混ぜるとアロマスプレーの完成!!
とっても簡単に作れて直接肌に付けても大丈夫です。
肌の弱い方は精油を減らしても良いでしょう。
ラベンダー
ラベンダーにはストレスや不安感をやわらげ、安眠効果があることで知られていると思います。
中世ローマでは蚊やハエが寄り付かないように虫除けとしてラベンダーの花を部屋に吊るしていました。
庭先に数株植えるだけでも効果があります。
育てたラベンダーを寝室に少し飾ると、蚊除け効果だけではなく、リラックスでき安眠効果も得られます。
バジル
最近は、スーパーや花屋さんで簡単に手に入るハーブ。
とても育てやすく、日当たりの良い場所でしっかり水やりをすると育ちます。
ただ、この独特のバジルの香りに引き寄せらせるアブラムシやヨトウムシなどの害虫がいるので、風通しを良くしてあげたり、ネットをかけることをオススメします。
蚊はバジルに含まれている「シネオール」というと成分が苦手。
ハエにも効果があるそうなので、キッチンに置いておくと料理にも使えて一石二鳥ですね。
ニーム
聞き慣れない名前ですが、ニームとはインド半島原産の亜熱帯の植物です。
からしやニンニクにも似たニームの香りには「アザジラクチン」という成分が含まれ蚊はもちろん農作物の虫除けとしても使われています。
人の肌に付けても安全性が高いため、小さなスプレーボトルにオイルと水を混ぜて虫除けスプレーとして使うことができます。
ニームオイルは保湿力、抗酸化力などアンチエイジングにも効果があるので石けんや歯磨き粉、シャンプーやスキンケア、メイク用品などに使われています。
最後に
今回、紹介したのはほんの一部
他にもレモングラス、ユーカリ、マリーゴールド、ニンニク、ローズマリー、セージ…などなど
庭先やタンブラーなどで簡単に育てることもできますし、アロマオイルを使ってアロマスプレーやアロマフューザーで楽しむこともできます。
癒しの香りで蚊を撃退してみてくださいね。