夏に受けた紫外線ダメージを回復させよう!
夏の強い紫外線を浴びた肌は、ダメージを受けて弱っています。
肌が炎症を起こすと、活性酸素やシミのもとであるメラニンが発生。
そのまま放っておくと、シミ、シワ、そばかす、たるみなど老化の原因に…
活性酸素は肌だけでなく、血管や内臓など全身に影響を及ぼします。
免疫力が低下し疲労物質を蓄積。
秋になると「なんだかカサカサして肌の調子が悪い」「体が重だるい」なんてことにならないように、夏のダメージは夏の間にリセットしましょう!
日焼け止めや帽子、日傘、サングラスなど紫外線対策はしているけれど、100%紫外線をブロックするなんて不可能ですよね。
肌の熱を取る
日焼けをして火照った肌は炎症を起こしています。
シミやシワにならないようにと化粧水や美容液、パックなどは❌ 厳禁‼︎
炎症は火傷と同じです。刺激を与えるようなことはしてはいけません。
まずは、日焼けした部分を冷水や冷えたタオルなどで冷やして熱を取り炎症を抑えましょう。
保湿ケア
日焼け直後のお肌はとっても敏感で、乾燥しています。
肌の火照りがなくなったら、化粧水など水分をたっぷりあたえ油分で膜をし、水分を閉じ込めましょう。
刺激の少ない白色ワセリンがオススメです。
ワセリンは肌への刺激が少なく保湿力が高く、病院でも処方されています。
ドラッグストアなど一般のお店でも手に入りやすく、安価で購入することができます。
日焼け後の肌はとってもデリケートになっています。
こすって刺激を与えないように、ワセリンをしっかり手のひらで伸ばした後に、押し当てるように塗るのがポイントです。
ビタミン補給
抗酸化作用のあるビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、リコピンなどを摂取して、活性酸素を抑制し、お肌の大敵シミやシワ、そばかすを予防しましょう!
この3つのビタミンは「ビタミンACE(エース)」と呼ばれ、美容に役立つビタミンと呼ばれています。
ビタミンA
植物から摂取するβカロテンは体内でビタミンAに変換され、抗酸化作用や免疫の向上効果があります。
にんじん、トマト、ほうれん草、小松菜、モロヘイヤなど
ビタミンC
活性酸素からからだを守る抗酸化作用の他にも、シミやそばかすなどの原因といわれるメラニンの生成を抑制する働きがあります。
ビタミンCは摂取し過ぎても問題はありませんが、体外へと排出されやすいので一度にたくさん摂るより数回に分けて摂り入れることをオススメします。
赤ピーマン、いちご、ブロッコリー、キャベツ、カイワレなど
ビタミンE
抗酸化作用や炎症を抑制するだけでなく、血行促進やストレスを抑制する効果もあり、ビタミンCとビタミンEを一緒に摂取することで相乗効果が得られます。
煎茶、ひまわり油、アーモンド、小麦胚芽など
リコピン
強力な抗酸化作用があり、その効果はβカロチンの2倍、ビタミンEの100倍に及ぶのではと言われています。
他にはコラーゲンの生成を促し、紫外線による赤やけの減少、アレルギー症状の改善効果等もあります。
リコピンとビタミンEを一緒に摂取すると更に美白効果が得られたり、吸収upにも繋がります。また、油に溶けやすい特性もあるのでリコピンの多いトマトとオリーブオイルを使ったトマトソース料理やカプレーゼなどオススメです。
トマト、スイカなど
質の良い睡眠
成長ホルモンを分泌させて、ダメージを受けた肌を回復させます。
肌の細胞の生まれ変わりを「ターンオーバー」といって、約28日~56日周期で古い細胞と新しい細胞が入れ替わります。
年齢を重ねるにつれターンオーバーの速度は遅くなりますが、良い睡眠をとることで成長ホルモンが活性化し、ターンオーバーを促進してくれます。
バランスのとれた食事、適度な運動、質の良い睡眠と規則正しい生活を送ることで紫外線からのダメージも早く回復することができます。
まとめ
強い紫外線は、肌に炎症を起こし活性酸素が増加します。
炎症を起こした肌は、まずは熱を取ることが大切です!熱が取れたら、しっかり保湿。
ダメージを受けた体はビタミンA、C、E、リコピンが多く含まれた食事で活性酸素を抑制、質の高い睡眠で体力を回復させ、夏バテ・秋バテ
の予防に役立ててください。