小さな幸せ日記

日々の暮らしが豊かになるように...

暑さに負けない!熱中症対策

毎日暑い日が続いてちょっとグッたりしていないですか?

暑さに負けないように、しっかり暑さ対策をしてこの夏も元気に乗り切りましょう!f:id:yello_bird:20190808170023j:image

 

熱中症とは

 

暑さによって起こるめまい頭痛、吐き気けいれん、意識障害などさまざまな体調不良のことをいいます。

暑さによって体温の調節機能が壊れてしまったり、体内の水分量と塩分量のバランスが崩れることで熱中症が起こります。

 

 

2大要因

 

熱中症は『環境』と『からだの状態』この2つが主な要因として考えられます。

更に、この『環境』と『からだの状態』が重なると熱中症が起こりやすなります。

 

環境

 

  • 気温や湿度が高い
  • 風があまりない
  • 日差しが強い

 

からだの状態

 

  • 激しい運動などによって体内に熱が発生した
  • 大量の汗をかいた
  • 暑さにからだが慣れていない
  • 寝不足や疲れなどあまり体調がよくない

炎天下の屋外はもちろん注意が必要ですが、梅雨の合間の晴れた日や梅雨明けすぐの湿気が多い時期なども注意が必要です。

屋内でも油断はできません。外が暑ければ室内も温度がすぐに上がり、浴室やトイレ、寝室など風通りの悪い場所では熱中症は起こりやすくなっています。

人のからだには体温調節機能がもともと備わっているため、通常は体温が上がってくると汗をかいたり、血管が拡張したりして体温を下げようとします。

しかし、上記のような環境やからだの状態でいると、体温調節機能が乱れて熱をうまく外に出すことができなくなり、体内に熱がこもり熱中症になってしまいます。

 

 

熱中症の危険度

 

Ⅰ度

 めまい、立ちくらみ、筋肉痛、足のつり、大量の汗をかくなどです。

 

Ⅱ度

 吐き気、疲れ、倦怠感

 

Ⅲ度

 痙攣、意識がもうろうとする、体温が高くなる

 

対処法

 

  • 日陰やクーラーの効いた部屋など涼しい場所に移動
  • 衣服をゆるめてからだを冷やす。脇の下、足の付け根、首など冷やす
  • 水分補給。水や塩水、スポーツドリンクを飲んで休みます

自分で水分補給出来ない場合はすぐに病院へ行ってください。

移動もむずかい場合はすぐに救急車を呼びましょう!

f:id:yello_bird:20190808171512j:image

熱中症の対策

 

暑さ予防

 

屋外では日陰を歩いたり、帽子を被ったり日傘を利用しましょう。

日傘は環境省でも進めている熱中症対策のひとつです。最近では「日傘男子」なんて男性の方も利用していますよね。

直射日光を避けることで、体温の上昇を防ぐことができます。

また、屋内では扇風機やエアコンを使ったり、すだれやカーテンで直射日光を防ぎましょう。

屋内で熱中症になる人はエアコンを使っていなかった人が大半です。

 

服装を工夫

 

速乾性と通気性の高い服装がオススメです。

汗は乾くときに、からだの熱を奪ってからだを冷してくれます。服が濡れたままの状態でいると熱が逃げずにこもってしまいます。

熱を吸収して熱くなるような黒っぽい色は避けたり、事前に汗をかくことが分かっていれば着替えを用意しときましょう。

 

こまめな水分補給

 

普段の水分補給にオススメなのは麦茶です。

ノンカフェインでからだの水分を保持する能力が高く、汗で失ったミネラルも補給出来るのです。

たくさん汗をかいた場合は、スポーツドリンク水分と一緒に塩分も取りましょう。

利尿作用のあるカフェインやアルコールは体内の水分を排出してしまうので水分補給にはなりません。

そして、私達のからだは「不感蒸泄」といって1日に皮膚から600㏄、呼気から300の水分を失っています。

風に当たったり、エアコンの効いた室内は湿度も下がっているので、より多くの水分が失われています。汗をかいていなくても水分補給はこまめに行ないましょう。

 

夏バテ予防

 

運動、睡眠、栄養のバランスが大切です。

暑い日が続くと、

  • 食欲がわかず冷たいものばかりたべてしまう
  • 寝苦しく、夜中に目が覚めて疲れが取れない
  • 体がだるくて、涼しい室内にこもる

などの不調が起こりやすくなります。

自律神経を整え、規則正しい食生活を心がけ、暑さに負けないからだ作りが大切です。