コーヒー効果で心も体も元気に!
コーヒーは適量を飲めばたくさんの効果が得られます。
自分のライフスタイルに合わせてぜひ活用してみてください。
そして、コーヒーは豆から引いた新鮮なものをオススメします。
インスタントは栄養が少なく、添加剤が多く含まれるのであまり効果が期待されません。
リラックス効果
忙しい仕事中、コーヒーの香りで気持ちが落ち着いた。心地よい気分になったという経験をしたことないですか?
コーヒーの香りには、脳がリラックスした時に出現するα波を出す効果があります。
これは豆の種類によってリラクゼーション度が違うそうで、『リラックスさせてくれる香り』と『頭の回転を速くする香り』があるそうです。
つまり、コーヒーの香りには、リラックス効果と脳の働きを活発にする2つの効果があるということです。
健康効果
コーヒーには赤ワインに匹敵するほどのポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールは活性酸素から体を守る強い抗酸化作用を持った成分です。
そのため、活性酸素が引き金となって起こるガンや動脈硬化、心筋梗塞、糖尿病などの生活習慣病の予防に効果があります。
また、カフェインにはアルツハイマー病に次ぎ多い、神経変性疾患であるパーキンソン病の予防効果があります。
ダイエット効果
コーヒーに含まれているカフェインには、脂肪の燃焼を促進する働きがあると言われいます。運動の30分前ぐらいに摂取すると効果的。
まずは筋肉量が多い太もも、脚力を鍛えるのはどうでしょうか?
第二の心臓と呼ばれる足を鍛えると、血液循環が活発になり、健康にいい影響がたくさんあります。
そしてもう一つ、ダイエット成分であるポリフェノールの一種でクロロゲン酸があります。
このクロロゲン酸は脂肪の分解と蓄積を抑える効果があります。
美容効果
ポリフェノールの一種でクロロゲン酸には高い抗酸化作用、殺菌作用もあります。
酸化を防いで老化であるシミやくすみなどの予防、殺菌作用で肌荒れなどのトラブル改善にも期待出来そうですね。
また、カフェインには身体の水分を排出しようとする利尿作用があるので、老廃物を排出し、身体や顔のむくみを防いでくれたりと小顔効果にも期待出来そうです。
消化の促進
コーヒーに含まれカフェインやクロロゲン酸はいの粘膜を刺激して、胃液の分泌を促し消化を助ける働きを持っています。
食後のコーヒーは理にかなってるんですね。
しかし、逆効果の場合もあるので、ご注意下さい。
空腹時の場合
胃液の分泌が多くなり、胃がムカムカ、痛いなど空腹時は控えた方が良さそうです。
胃が弱っている、胃酸過多の人
症状を悪化させてします可能性があるので、避けることを勧めます。
二日酔い軽減
「二日酔いで頭が痛い。」
というのは、「アセドアルデヒト」という毒素が血管を拡張し、拡張された血管の周りの筋肉が刺激され痛みが生じます。
カフェインには血管を収縮させる効果があるので、アセドアルデヒドによって拡張された血管がカフェインにより収縮され二日酔いの辛い頭痛を軽減。
利尿作用もあるので、毒素であるアセドアルデヒドを体外に排出して早く頭痛から解放してくれます。
また、カフェインには肝臓機能を活発にする効果もあるので、肝臓が活発化することで肝臓で毒素であるアセドアルデヒドが分解され毒性のない酢酸に変化し、症状が軽減されます。
1日、何杯まで飲める?
カフェインには良い効果がたくさんありますが、薬と同じように摂取しすぎると副作用もあります。
- めまい
- 心拍数の増加
- 自律神経の乱れ
- 不安
- 不眠など
では一日のどのぐらいが良いのか?
欧州商品安全機関(EFSA)によると
成人なら1日400㎎未満。1回の摂取量が200mgを超えないようにすると提言されています。
これはコーヒー4~5杯の量だそうです。
なお、妊婦や授乳婦は200mg
子供(体重30㎏)は90㎎
カフェインにもお酒と同じように強い人、弱い人がいます。
カフェインを分解する能力が低い人の場合は、肝臓でカフェインが分解されず、血中にカフェインが長い時間とどまるということになります。
コーヒーを飲むとなかなか眠れないなど、カフェインの効果を感じやすい人は、飲む量を控えた方が良いでしょう。